【5.31】第1回イラク戦争公聴会
いよいよ日本でもイラク戦争の検証が始まります!
たくさんの市民のみなさんにも傍聴していただきたいと思います!
平日の昼間ですが、ぜひお誘い合わせのうえご参加ください♫
プレスリリース 2016年5月26日
第1回イラク戦争公聴会のご案内
報道各位
このたび、2003年に始まるアメリカのイラク攻撃(「イラク戦争」)の過程を今あらためて振り返り、日本がこの戦争を支持し、イラクに自衛隊を派遣したことが正しかったのかを市民の手で検証する試みとして、「イラク戦争公聴会」を開始することにしました。
昨年の「安保法制」審議の過程では、この法案によって日本がアメリカの戦争に世界中で協力を強いられる危険性が指摘され、さまざまなケースをめぐる質疑が行われましたが、国会での安倍政権の「説明」は、戦争の実態とはかけ離れたひどいものであり、実際に日本が中東でアメリカ主導の戦争に協力した前例と言えるイラク戦争についても、何ら真剣な総括や反省が行われませんでした。
日本政府がイラク戦争の検証を怠ってきたことが、「安保法制」強行という暴挙の伏線となっているとも言えます。逆に今こそイラク戦争をめぐる真剣で客観的な検証を行なうことが、「安保法制」の危うさや問題性を明らかにし、安倍政権による憲法破壊の動きを食い止める上で不可欠な作業なのではないでしょうか。
「公聴会」は複数回にわたって開催され、市民・研究者・法律家・超党派の国会議員等からなる委員が、検証作業を行なっていきます。毎回、イラク戦争に関わる政策の立案や実行に関わった人たちや、戦争後のイラクで活動したNGOやジャーナリスト、イラク専門家、さらにはイラクやアメリカ等からの関係者等を「証言者」もしくは「公述人」として招聘し、戦争の性格・実態と日本が果たした役割を多面的に明らかにしていく予定です。
第1回は、元内閣官房副長官補の柳澤協二氏を招き、日本政府のイラク戦争支持・支援について証言・陳述して頂いた上で、質疑応答を行なっていきます。公聴会は原則、公開で行ないますので、多くの報道関係者に傍聴・取材していただければ幸いです。
【日時】5月31日(火) 午後3時〜
【会場】衆議院第一議員会館・国際会議室
【進行】(予定)
・趣旨説明(事務局)と委員紹介
・柳澤協二氏(元内閣官房副長官補)の証言・意見陳述
・証言をめぐる質疑応答
☆本件へのお問い合わせは「イラク戦争公聴会」事務局までご連絡ください。
(幹事団体:「イラク戦争の検証を求めるネットワーク」「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」) メールinfo@iraqwarinquiry.net 電話:090-9328-9861